小档案 出生名 井原静子 出生 1941年5月7日 学歴 成徳学園高等部（現：東京成徳大学高等学校）卒業 出身地 日本・東京都江東区 死没 2000年7月2日（満59歳没） 音樂類型 歌謡曲、爵士 職業 歌手 活動期間 1966年-2000年 廠牌 ビクターエンタテインメント 小简介 芸名は、川内康範が『週刊現代』で連載していた小説「恍惚」のヒロインの歌手の名前に由来する。 大事件 高校在学時から東京・銀座の「銀巴里」でステージに立つ。高校卒業後クラブ歌手となり、1966年、「恍惚のブルース」でメジャーデビュー。以後、1968年に「伊勢佐木町ブルース」、「長崎ブルース」、翌1969年には「池袋の夜」が大ヒット。森進一と並んで「ため息路線」と呼ばれ、「伊勢佐木町ブルース」の冒頭部分は特に有名である。 「NHK紅白歌合戦」には1966年（第17回）に初出場。翌1967年（第18回）は落選するも、その後1968年（第19回）から1983年（第34回）まで、16年連続で出場していた。1990年（第41回）には、同年12月に亡くなった「恍惚のブルース」の作曲家・浜口庫之助を偲ぶという形で7年ぶりの復帰、通算18回目の出場を果たしたが、これが青江の生涯最後の紅白出演となった。 1999年1月23日、渋谷公会堂のコンサートを最後に、病気療養のため一切の歌手活動を停止。当初病名を膵炎と公表するも、実際は膵臓癌の手術を受けていた。その後は闘病生活を送り続けていたが、翌2000年7月2日、膵臓癌により54歳（プロフィール上、実年齢は59歳）の若さで他界した。 なお、死亡直前に婚約した作曲家・花礼二と青江の兄弟との間で、激しい遺産争奪戦が起こりマスコミの話題を呼んだ。さらには後にその兄弟の間でも遺産争奪戦が起こり、訴訟沙汰になっている。